ばね指
- 指の動きが悪くなった
- 指が曲がったまま伸ばせない
- 指を曲げるとカクッとなる
- 指に痛みがある
- 指のこわばりがある
これらのお悩み
京王沿線沿い、調布市・府中市・多摩市のヒーリング・スポット鍼灸整骨院グループにお任せください!
【ばね指とは?】
ばね指とは、指の腱が腱鞘(けんしょう)と呼ばれるトンネルの中で引っかかりを起こし、指が動かなくなる状態を指します。指を曲げたり伸ばしたりするときに「カクン」といった感じで引っかかりが生じるため、「ばね指」と呼ばれています。医学的には「狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)」と呼ばれることもあります。
親指と中指に多く発症することが多く、起床時に症状が強いことと日中の時間帯に症状が改善していくのが特徴となっています。
症状
最初のうちは軽い違和感や痛み程度で安静にしていれば改善していくことがほとんどですが、症状が進むと次第に強い痛みやばね現象が出てくるようになり、さらに酷くなると指が全く動かなくなってしまうこともあります。
【ばね指の原因は?】
原因は、繰り返しの動作や過度の負担による腱鞘の炎症や肥厚です。特に手を多く使う仕事や活動をしている人に発生しやすいです。
発生リスクが高い例
●パソコンのキーボード操作
●ピアノなどといった指を酷使する楽器の演奏
●テニスやゴルフなどの手を使うスポーツを行っている人
その他女性や糖尿病の患者にも発生リスクが高いとされています。
【ばね指の対処と予防策】
ばね指の治療と対処法には、症状の重さや進行具合に応じて様々な方法があります。以下に代表的な治療法と対処法を紹介します。
対処法
安静
ばね指が軽度であれば、手や指を休めることで改善が見込めます。特に引き金となった動作を避けることが重要です。
固定
スプリントやテーピングを使用して指を固定し、腱の負担を軽減します。これにより炎症が鎮まり、腱鞘内での摩擦が減少します。
理学療法
リハビリテーション: 理学療法士による指のストレッチや運動療法を行うことで、腱の動きを改善し、症状を緩和することができます。
手術
腱鞘切開術: 症状が重く、他の治療法が効果を示さない場合、腱鞘切開術が行われます。これは、腱鞘を切開して腱が自由に動けるようにする手術です。局所麻酔で行われ、比較的短時間で済みます。
予防策
手や指の使い方に注意し、無理な動作を避けることが重要です。また、作業中に定期的に休憩を取ることや、適度なストレッチを行うことで予防に努めることができます。
温熱療法とマッサージ
温熱療法: 手や指を温めることで血流を改善し、腱の動きをスムーズにすることができます。
マッサージ: 手や指の筋肉や腱をマッサージすることで、緊張をほぐし、炎症の緩和に役立つことがあります。
手や指に負担がかからないように作業環境や道具を調整することも有効です。
これらの治療法や対処法は、症状や個々の状態に合わせて医師と相談しながら選択することが推奨されます。